幸せであるように

発表からもうとっくに何ヶ月も過ぎているのに、未だにわからないことだらけだ。

見ないふりをしてここまで来てしまった感がある。

 

結局発表の後はなんだかキンプリから足が遠のいて、どうやって生きてきたんだっけ。

ブラッシュアップライフとか、色んなドラマを(表現として正しくはないかもしれんが)長距離マラソンの水分補給地点のようにして日々をやり過ごしていたらもうあと1ヶ月を切っていた。ような気がする。他のアイドルコンテンツに夢中になっていた記憶はあまりない。

 

発表を受けての自分の感情と向き合う余裕がなかっただけなのかもしれないな。

どうしてなんで、と泣いて過ごし曲を聴くのも彼らの載っている雑誌を見るのも辛いという状況を乗り越える気力は、わたしにはもうないのかもしれない。まず何より日々の仕事に向き合わなければいけなかったというのもあると思う。ヘマしないように、次々と業務をこなしていく。その隙間はドラマとキンプリ以外の音楽で埋めていった。

 

そうやって向き合わないでいると、こうして後々に響いてくる。皿洗いを放置したまま2日後に思い出してまたため息出るやつと同じ。皿を2日放置せずちゃんとすぐ洗う人はその限りではないですが。

 

つまるところ、夢を見ることができなくなってしまったのかもしれない。わたしはの話。もうガラスの靴は履けないのかな。

アイドルのことで十分に悲しむ時間を取らないとこうなるんだな。悲しんだ先の景色すらもう間に合わないのかも。なんか最近ずっと他のオタクに比べて熱量というかテンションが何倍も周回遅れな気がする。いや実際そうなんだが。

元々のんびりオタクするタイプだったしそこに関してはマァマァええやんな?て感じだけど、5人での“最後”に向かう熱量が違うってのはさ、如何せんちょっとどうなんって思ってしまうんよな。茶の間以下みたいな意識だけどさ。

 

でもさ一生わからないんだよ。辞める3人が何で辞めるのか未だにわからん。こればっかりはオタクは死んでも本当のことを知る機会はないんだろうなって思うけど、そこが納得いくか自分の感情に決着をつけない限りわたしはずっと周回遅れなんだろうな。

だから、話が一周するけどせめてちゃんと自分の混乱と悲しみと向き合うべきだったと今更後悔している。後の祭りだけど。

 

 

岸くんをはじめキンプリにはいっぱい幸せを貰ったのに、申し訳ない気持ちだ。オタクしてるんだかしてないんだかわからん状態。

辞めたあと一旦は私人になるのか、それとも即新しい場所で何か始めるのか。全然わからんけど、もうキンプリのみんなが元気でいてくれたら今はそれだけで十分だ。

 

岸くんは一生ジャニーズにいると思ってたけど、予想もできないことばかりだ。

 

 

幸せであるようにとしか祈れない。